引き出物宅配は価格とゲストの満足度の点からも非常におすすめです。しかし、いくら気に入った商品があるからと言っても実は引き出物宅配には必要不可欠なサービスがあります。
今回は引き出物宅配ショップを利用する上で、必ずチェックしておきたい5つのサービスについて解説していきます。ちなみに、某サイトでは引き出物宅配ではないショップが”引き出物宅配ショップ”として紹介されておりました。もしも知らずに新郎新婦が利用したら新郎新婦は恥をかくだけでなく、ゲストから「マナー違反!」と言われる可能性があります。
引き出物宅配専門ショップとは?
引き出物宅配専門ショップとは名前の通り引き出物の宅配サービスを専門におこなっている企業です。実は”専門”として引き物の宅配だけをおこなっているショップは非常に少なく、多くのショップは、引き出物以外に出産祝いや結婚祝い、各種内祝いなどギフト全般を扱うことが多いです。
専門ショップと総合ギフトショップの違い
ひと目ではあまり違いが分からないかもしれません。総合ギフトショップでも、宅配専門ショップでも違いは一つだけです。それは総合ギフトショップでは引き出物に不向きなアイテムも販売していることです。
しかも総合ギフトショップでは引き出物として内祝い向きの商品も購入できます。知らずに購入をすると大恥をかく危険性があります。
例えば、カタログギフトで法事用や出産祝い用のカタログギフトを購入したら大変なことです。宅配専門ショップでは、商品の間違いがないため安心して利用できるメリットがあります。
引き出物宅配専門のショップは4社
引き出物宅配だけを扱っているショップは全部で4社です。(当サイト調べ)
※厳密にいえば企業としては引き出物以外にも行っていますが、購入サイトでは引き出物だけを扱っているショップです
ショップ名 | 会社名 | URL |
---|---|---|
エンジェル宅配 | アールウェディング株式会社 | http://www.angelexpress.jp/ |
CHOWA(ちょうわ) | 株式会社 蝶和 | http://chowa.jp/ |
アンシェウェディング | 株式会社カラーズ | https://ancie.jp/gift |
ひき楽 | 株式会社丸八 | http://www.hikiraku.com/ |
専門ショップか総合ショップかを見分ける方法
見分け方は非常に簡単です。
サイトのメニューに内祝いという単語があるかどうかをチェックするだけ。
総合ギフトショップであれば必ず内祝いのアイテムを扱っています。そのためサイト内に内祝いというキーワードがでてきたら総合ギフトショップということになります。
尚、総合ギフトショップだからNGというわけではありません。
引き出物を探しているときに例えばベビーグッズが表示されたり、香典返しで使われるカタログギフトがでてこなければ、間違いは起きないため利用をしても問題は起きないでしょう。
引き出物宅配ショップに必要不可欠な6つのサービス
引き出物宅配には必要不可欠なことが6つあります。
- 引き出物の案内カード
- サンクスカード(熨斗カード)
- 専用のギフトボックス
- 住所リストのアップロード機能
- 配送管理機能
- 商品保証サービス
引き出物の案内カード
引き出物の案内カード(ショップによってはお知らせカード)とは挙式当日にゲストのお席に置くカードのことです。このカードには「引き出物は、お荷物にならないようご自宅にお届けいたします」というメッセージを添えて設置しておきます。
引き出物宅配の利用者は増えたとはいえ、一般的に引き出物は式場で当日お渡しするもの。もしも引き出物がなかったらゲストの皆さんは「引き出物はないの?」と疑問に思います。それを防ぐために案内カードがあります。
引き出物宅配をサービスとして提供している会社であれば、この案内カードは”無料”で用意をしてくれます。通常は挙式日の1~2週間前に指定した場所に郵送してくれます。
サンクスカード(熨斗カード)
サンクスカード(ショップによっては熨斗カード)はゲストの自宅に郵送する引き出物の中に同封してくれるカードのことです。例えば「この度は私達の結婚式にご列席いただきありがとうございました。ささやかですが、二人の感謝の気持ちとして、心ばかりの品をお送りさせていただきます」というメッセージと共に新郎新婦の名前をいれたカードを同封します。
品物だけを贈ると冷たい印象がありますし、このようなカードを同封することで披露宴のことを思い出して余韻に浸ってくれるはずです。このサンクスカードも無料というショップがほとんどです。
専用のギフトボックス
もしも引き出物がよくみるダンボールで届いたら、ゲストはどう思うでしょうか?
例えば、amazonで購入してamazonの箱で届いたら、恐らく多くのゲストは「えっamazonで引き出物を買ったの?この新郎新婦は大丈夫?」と思うはずです。もちろんamazonが悪いわけではありません(笑)
やはり引き出物ですから、購入サイトが特定されないギフトボックスが望ましいです。実は”おしゃれ”であったり、”可愛さ”のあるボックスは危険。なぜならボックスで購入サイトがわかってしまうと、ゲストに安く買ったとバレる可能性があるからです。
ちなみに、ゲストはもらった引き出物の金額を調べる人は多いです。それは金額を知りたいというよりも、ご祝儀の金額に失礼がなかったかな?という目的で調べる人が大半です。
住所リストのアップロード機能
引き出物宅配は名前の通りゲストの自宅に引き出物を郵送するサービスです。そのためゲストの自宅住所を登録する必要があります。
ゲストの招待人数が60人なら60人分の住所を入力しなければなりません。厳密にはご夫婦ゲストもいるため60人以下になりますが、それでも相当な数の住所を入力する必要があります。
この作業をスマホやパソコンで手で入力するのは非常にしんどいです。そこで多くのショップでエクセルやCSVで一括登録できる機能を備えています。ゲストの出欠や招待状で作った住所リストを使えば簡単に入力することができます。
ショップによっては住所リストの一括登録ができないところもあります。
配送管理機能
配送管理機能は備わっていないショップが多いです。
この配送管理機能とはゲスト宅へ郵送した引き出物がしっかり届いているかが分かるかどうかです。
たとえば、ギフトナビなら専用ページにログインをすれば、配送状況が画面からすぐに分かります。一方で不親切なショップはメールで追跡番号を教えるだけというショップもあります。1件1件チェックするのはとてつもなく大変です。
商品保証サービス
商品保証サービスとは万が一郵送した引き出物に問題があるときに交換してくれるかどうかのサービスです。基本はどの会社も商品や配送に問題がある場合は交換に応じてくれます。
ベストなサービスとしては商品保証カードを同封してくれるショップです。調べた限りではピアリーとアンシェウェディングというショップだけでした。この二つの会社は割れやすいような食器などの場合に、保証カードを同封し、問題があった場合には、カードに記載の連絡先に連絡すると商品を交換してくれます。
実は引き出物宅配の場合、ゲストは商品に問題があっても新郎新婦に連絡するしか手段がありません。しかし、人によっては新郎新婦に連絡するのは気が引けると考える人もいるのです。特に食器が割れていたなどは縁起が悪いと考える人もおり、結局使えないままということに…商品保証カードが同封してあると、新郎新婦に気を使わずに連絡できるので地味ながら実は重要なサービスといえます。