ここ2~3年で急激に引き出物宅配業者が増えてきました。
プレ花嫁のあなたも資料請求をしたり、サイトで金額を比較したりすると思います。
インスタをみていると、
「◯◯は送料が高いから××にしました」
「割引率が高いから××にしました」
「持ち込み料負担があるから◯◯にしました」
など見かけます。
でも「その比較方法、間違えてるよ」という投稿も多いのが実情です。
総額で比較するのが鉄則
金額の比較をするときは総額で比べるのが鉄則です。
総額以外で比べることは、はっきり言って無意味!
なぜ、総額でないといけないかのカラクリを説明します。
言い方次第で”お得感”は変わる
送料無料と送料800円だけで比較をすると、送料無料が誰でも嬉しいですよね(当たり前)
ただ、この比較だけで「A店がお得!」と判断している人もいるようで…
ちょっと比較が雑すぎる。。。
仮に招待客が50人で総額で比較してみると、
項目 | A店 | B店 | C店 |
---|---|---|---|
送料 | 1配送800円 | 無料 | 1配送500円 |
記念品 | 2,500円 | 3,800円 | 3,000円 |
引き菓子 | 600円 | 1,000円 | 800円 |
縁起物 | 600円 | 1,000円 | 800円 |
サービス | 早割12%OFF | 持ち込み料300円負担 | 10万円以上で20%OFF |
総額 | 202,800円 | 275,000円 | 204,000円 |
こうやって総額まで分かれば誰でも送料が無料ではないA店orC店にするはず。しかし、B店はただでは引き下がりません。
どうやるかというと…
- 送料無料
- 持ち込み料負担
を徹底してアピールします(笑)
すると、
「持ち込み料負担があるから◯◯にしました」
「××は送料が高いから◯◯にしました。」
というプレ花嫁さんがでてくるんですね。
これを信じちゃうと実はもっと安いショップを見落とすことになります。
引き出物の比較は難しい
引き出物は比較が難しいジャンルです。
というのも同じ商品を扱っていれば比較は簡単ですが、同じ商品がA店にはあるけどB店にはないこともあるからです。(類似商品は多いですが…)
では、どうやって比較をすればいいか?
ギフトのECショップ経験からいうなら、ひとつの商品でいいからメインの引き出物で同一商品を調べて価格を比較してみるです。
金額比較でよくある三大間違いポイント
金額の比較で間違えやすい三大ポイントをまとめます。
間違いポイント1 『送料』
近年、価格があがっている送料。
amazonによって送料無料が当たり前と感じますが、厳密にいえば送料無料はありえません。
ヤマトや佐川急便が無料で運んでくれるわけないですからね。
では、なぜ送料無料にできるかというと、商品価格に転嫁しているor割引をしないで販売しているのどちらかの可能性が高いです。
物量の多いamazonや大手通販サイトでさえ運送会社に支払う金額は上がっています。
引き出物宅配業者で物量が多いから送料が安いということは、99%でありえません!
間違いポイント2 『持ち込み料負担』
プランナーさんから、
「持ち込み料は500円です。」
こんなことを言われると持ち込み料だけに気がいってしまいますよね。こんな状態のときに、
「持ち込み料負担するよ」
といわれると「えっそれなら買おうかな」と思いがち。
しかし、持ち込み料負担も送料と同じく商品価格が高い可能性が大です!
そもそも持ち込み料があっても式場より安いショップが多いですよ。
間違いポイント3 『割引率』
割引率も実は比較間違いの多いポイント。よくあるのが、
- ◯円以上で◯%OFF
- 全品◯%OFF
ですね。
割引率の場合は必ず元の商品価格を比べましょう。例えば、定価が4,000円の商品を比較すると、
項目 | A店 | B店 | C店 |
---|---|---|---|
販売価格 | 2,500円 | 4,000円 | 3,800円 |
割引率 | 10% | 20% | 15% |
購入価格 | 2,250円 | 3,200円 | 3,230円 |
実質割引率 | 56.25% | 80% | 80.75% |
割引率だけみるとB店ですが、実際はA店が最も安いです。
まとめ
今回の内容をまとめると”単体での比較はしない”です。
例えば、送料だけ比較したり、割引率だけ比較したり…価格の比較では必ず総額で比較することで本当に安いサイトが分かります。